開発部を発足させてまずやったこと
とにかくわからないことだらけ
意気揚々と「エンジニアになる」と開発部に入った私はやる気満々!
わからないことを全てスポンジのように吸収してやると鼻息荒く出社していました。
しかし、実際にどうOJTで未経験の私が学んでいけばいいのか?
CTOはまず私にこういいました。
「とにかくまずは自分でサービスを作って、リリースするまでの成功体験を」
私は、なるほどね〜まあそりゃ成功体験って大事だよね。と考えていただけだったのですが、後になってこれが本当に大事なことだと気が付きます。
そしてさらに続けて言いました。
本当に身につくのは人から教えられたことではなく、自分で調べて解決したことなんだよ
実際、長年の経験を持つメンターがついた私は学校に行った生徒のように、何かを教えてもらえるものとばかり思っていました。
しかし、CTOの考えは違いました。
「15分調べてもわからないことがあったら遠慮しないで聞いていいからね」
ということでした。
実際この言葉は凄く助けになりました。
まずは自分が調べるということが習慣づきましたし、いざとなればいつでも聞ける人がいるという安心感を与えてもらったわけです。
まずは何を改善して、社内のどんな課題を解決していくかを決めていく
私とCTOの二人で発足した開発は最初悲惨な状態でした。
- ウェブでの売上はほとんど皆無に近い
- 現状のウェブメディアが悲惨すぎる
- エンジニアが全くの未経験の私しかいない
- 会社は営業部が中心で、形見狭すぎる
などなど、色々と解決しなくちゃいけない問題が山のようにありました。
さあではどうやって今後課題に対してアプローチしていくか。
そこで、私達はリアルな看板ボードを用意して課題を書き連ねて行きました。
大きな課題
- ウェブメディアを完全にリニューアルする
- エンジニアを増やす
- ウェブで売上を立て、その売りげを会社の柱にする
まず大きな目標として上記を掲げました。 スクラムでいうところのこれがプロダクトバックログですね。
そして、次に具体的に何をしていくかを細分化していきました。 これはスクラムでいうとスプリントバックログにあたりますでしょうか。
ウェブメディアを完全にリニューアルする
- リリースまでのスケジュールを決める
- 現状のウェブメディアの問題点、課題を洗い出す
- ユーザーインタビューを行う
- リニューアルの方向性を決める
エンジニアを増やす
- 社長に話して採用条件を良くする
- Wantedlyに採用記事を書く
ウェブで売上を立て、その売りげを会社の柱にする
- 現在会社で売上を上げている分野をウェブの力でさらに伸ばすことができないか検討
- PVアップのコンテンツを新規で生み出す
ざっと簡単に洗い出すとこんな感じです。
上記を付箋に書き出しToDo・Doing・Doneの枠組みで壁に張り出していきました。
私の仕事は当然成長ロードマップを元に学んでいくということはもちろん、上記の課題をアプローチすることも含まれていました。
次回は、プログラミングをどのように学んでいったかと上記の課題に具体的にどのようにアプローチしたかをお話できればと思います。