伝わる力を伝えるブログ

営業職から経験0でプログラミングを勉強。開発部でプロダクトオーナーとして、人の心を動かすサービスづくりに携わっています。

はじめに

営業職からエンジニアへ

私は新卒で会社に入って営業職を約3年間経験し、

その後会社で新しく開発部ができるということになったので部署変更の希望を出し

「エンジニア」としての人生をスタートさせました。

本当に経験0

私は本当に経験が0でした。

おまけにウェブリテラシーもなければインターネットやプログラミングに興味もありませんでした。

どのくらい知識がなかったかを具体的に示せればいいのですが、

Chromeにブックマークができることを知らなかった

Chromeが何か知らなかった

FirefoxのことをずっとFireboxと読んでいた

サファリとブラウザが同じことと思っていた

ブラウザがそもそもわかんなかった

ネットサーフィンをインターネット上で「サーフィン」のゲームをすることだと思っていた

ショットカットキーひとつも知らなかった

ざっとこんなレベルのリテラシーでした。

つまりは学生時代にインターネットをみることが好きだったとか、

そんなこともかけらもない人だったのです。

むしろ高校時代はみんな携帯電話を持っているにも関わらずあえて持たずにあえて自然回帰し、 山に一人こもって写真ばかり撮っていました。

そして小説が大好きで夏目漱石太宰治とかそんなんばっか読んでいました。

ほんとうの意味で経験0、知識が0でした。

なぜエンジニアをやろうと思ったのか

私は今の会社に新卒に入った時、

明確にやりたいことがありました。

「人の孤独を救う」みたいないわゆる漠然としたミッションです。

でも、社員10名程度の会社だったし、

そのミッションを叶えるために「営業をしてお金を稼がなければ!」と思っていました。

営業としての成績はそれほど悪くなく、

人と話すことも苦手ではなかったためそれなりの結果が付いてきました。

そんな中企画の一つで大手のIT企業のWEBアプリ開発マーケティングに少しだけ絡む機会がありました。

そして彼らの開発するWEBアプリを目の前で見ていて圧倒されました。

ほんの1ヶ月くらいで作ったモックは私の「人の孤独を救う」みたいないわゆる漠然としたミッションにあまりにもストレートにアプローチできていたし、

私達の会社で展開する紙メディアがアプローチできる人の数を軽々超えていきました。

この時初めて目のあたりにしたインターネットの可能性を自分自信で試してみたいと強く思い、私は自分でサービスを作る側になりたいと決意しました。

開発部が発足

エンジニアになることを決意した全く何も知らない営業職で26の青年は、

朝5時に起きて勉強を開始し始めました。(どういう勉強法を行ったかは後述)

また、勉強し始めて2ヶ月後、

奇跡的なタイミングで社内で開発部が立ち上がるという噂が立ち始めました。

今まで自社のHPの開発は外部に委託しており、

社内で一人もエンジニアがいない状態でした。

漠然と「まずは知識をつけなきゃ」とがむしゃらに勉強していた私の目標が、

「社内で開発部に移動してエンジニアになる」になりました。

そして、正式にCTOとしてITの巨人から強力な助っ人を呼び込むことに成功しました。

それと同時に私は社内に移動を申し出、晴れて「経験0のエンジニア」になることができました。