ひとりKPTを実行しよう
KPTとは
KPTとは、振り返り手法のひとつ。
Keep/Problem/Tryの略で、「Keep=よかったこと」「Problem=悪かったこと」「Try=次に試したいこと」の3つのフレームワークで考える方法です。
私のチームはサービスをリリースした時によくこの手法で振り返りを行います。
これをする事で、チームメンバーからフィードバックを得られて次への成長につなげることができます。
ひとりKPTとは
文字通りひとりでKPTをして行く事です。 まあ一人反省会と同じようなものですが、KPTというフレームワークを使うことで成長志向で日々の振り返りを行うことができます。
実際にやってみる
以下実際にひとりKPTをやってみた例です。
Keep(次につなげたいよかった事)
Progateを30日毎日続けられている foreachの使い方を調べて理解できた for文をリファレンスを見ずに正確にかけた
Problem(悪かった事)
include と include_onceの違いを完全に忘れてた 調べたらすぐにわかったのに調べずに質問した youtubeでクリロナ30分見てしまった
Try(次に試したいこと)
Progateは終わるまで1日も欠かさずにやる 質問する前に10分は自分で調べる
大事なのはTryに何を書くかということですが、KeepとProblemに出てきたことを全て書くのは賢明ではありません。
例えば、 「for文をリファレンスを見ずに正確にかけた」 というのがありますが、もうすでに正確に記述できていることであって、次にTryしたところであまり意味をなしません。
また、 「youtubeでクリロナ30分見てしまった」 というのも、大好きなクリロナのプレーを見ることは息抜きにもなっているので、無理して止めることも今回はしません。
Tryにたくさん書き込んでそれが実行できないと、この振り返り自体いい加減なものになって意味をなさなくなります。
そのため、Tryに書くものは成功しやすいものや意識しなければTryできないことを書くのがいいと思います。
KPTツール
KPTon
これは実際にチームで使ったことがあります。 ひとりKPT向きではないかもしれませんが、チームで使うのはいいと思います。
Coggle
これは私は使ったことないのですが、オススメしている記事がありました。
https://qiita.com/abe-perorist/items/a25103de0433544c46cc
ノート
ひとりKPTをする際はノートにK・P・Tの箱を作り、手書きで書いていくことをオススメします。